女性を幸せに!「かわいい」を作るベンチャー企業【5選】
女性向けサービスを展開するベンチャー企業をまとめました。
需要創出or既存の業態をインターネットで変えているものを取り上げます。
サービスについて、既存のビジネスで似ているもの・追い風となったと思われる世情も考えてみました。
- [洋服レンタル]株式会社エアークローゼット
- [ネイルプラットフォーム]株式会社ミコリー
- [切り抜きソフト]papelook Inc.
- [ソーシャルメディア]株式会社enish
- [求人プラットフォーム]株式会社LiB
[洋服レンタル]株式会社エアークローゼット
2014年創業。
新しい”あたりまえ”をつくろうという理念の下、洋服レンタルサービスエアークローゼットを運営。2017年の2月時点で会員数は10万人を突破!
まず思い浮かんだエアークローゼット。
月額で6~9千円を払えば、レンタルする服を次々と交換できるため、利用者は毎月違う服を着用できるというサービスです。
これまでの洋服ビジネスは販売型でしたが、こちらは貸すという新しい形です。
レンタルはもともと映画や本といった「娯楽コンテンツ」でよく見られたモデルです。洋服はそれらに比べれば、種類が多く、形も多様で、消耗しやすい財ですが、実用性ではなく好みが価値になるという点では共通しています。
昨今の古着の流行や、ECの隆盛で消費者がインターネットで服を買うことに対してのハードルが下がったことも追い風になったのでは。
[ネイルプラットフォーム]株式会社ミコリー
「インターネットの力を使い、まずは美容という領域において、世の中の不完全な構造をより良いものに変えていきたい」ことから、出張ネイルサービスを展開するミコリー。
これまでネイルサロンで行われていたサービスを、利用者の自宅で行うという仕組みです。利用者は支払った料金を、ネイリストと運営で分けていると考えられます。
提供側が利用者の家を訪れてサービスするという形式は、もともと介護におけるホームヘルパーや、家庭教師というビジネスがあります。しかし利用者の家を訪れることは、提供側も利用側もお互いにリスクを伴うことです。お互い女性である場合が圧倒的に多いことは、リスクの低減に繋がっていると考えられます。
[切り抜きソフト]papelook Inc.
2011年創業。コスメメディア・写真の切り抜きアプリを展開する。
アプリの総ダウンロード数は全世界で2000万。
切り抜きアプリを展開。「切り抜き」という作業は写真の背景などを削除し、特定の部分のみを残す技術です。以前は長方形以外の形に切り抜くにはphotoshopを開けなければ出来ませんでしたが、現在ではパソコンのフリーソフト、スマホアプリで簡単に行うことが出来ます。
[ソーシャルメディア]株式会社enish
2009年設立。ソーシャルアプリ・ゲームの企画・開発・運営を行う。
女性向けには、EDISTというソーシャルメディアと洋服レンタルサービスと雑誌を
統合的に展開している。
SNS的視点を取り入れたサービスです。しかしただのSNSではなく、優れたものは編集によって知名度を増していき、雑誌になるなど脚光を浴びるというシステムを持っています。
投稿が優れた読者がピックアップされていく様子は90年代の投稿雑誌に似ているかもしれません。
[求人プラットフォーム]株式会社LiB
2014年に設立。女性のキャリア支援をする。
2017年版「働きがいのある会社」ランキングにて ベストカンパニー受賞。
転職サービスはインターネットと相性がいいサービスだと思います。大量の求人情報を効率よく検索し、マッチングを図っていく。以前は求人雑誌上で行われていたものが、インターネットという掲載量・検索に優れた媒体によって利便性が飛躍的に増しました。
しかし、それだけに競合が多いサービスでもあります。
LiBは、その中で「キャリア女性」にターゲットを絞るという戦略でユニーク性を持っています。